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Q6 解説

日本を支えた蚕糸さんし

富岡製糸場。2014年に世界遺産に登録されました。(画像提供 富岡市) 富岡とみおか製糸場。2014年に世界遺産に登録されました。(画像提供 富岡市)

日本の蚕糸業は明治時代にさかんになり、明治5年(1872年)には、フランス人の技師をよんで日本ではじめての器械式製糸工場である富岡とみおか製糸場が群馬県の富岡に建設されます。
明治42年(1909年)には、日本の生糸生産量は中国をぬいて世界一になりました。

蚕糸業の衰退すいたい

  • 全盛期の岡谷の工場地帯( 昭和初期 )
  • 岡谷駅に入荷したまゆをはこぶ荷馬車( 明治時代 )
  • 出荷用に糸を巻きなおす揚返場
  • 女子工員のためのさいほう教室
  • まゆから糸を取り出す繰糸のようす( 大正時代 )
  • 機械でまゆから糸を取り出す( 昭和初期 )
  • まゆをにているところ( 昭和初期 )
  • 機械化された昭和中期の製糸場
明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子 明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子

明治、大正、昭和の時代の製糸工場の様子
(長野県岡谷おかや市の製糸工場、岡谷蚕糸博物館提供)

しかし、昭和の時代になると、世界的な不景気やナイロンなどの化学繊維せんい(ナイロンは石油からつくる)の普及ふきゅうなどにより、蚕糸業はだんだん少なくなっていきます。昭和4年(1929年)には日本の全農家のおよそ40%にあたる220万戸あった養蚕農家が、平成27年(2015年)にはわずか368戸に減ってしまったのです。
※一般財団法人 大日本蚕糸会 蚕糸・絹業提携支援センター発行『シルクレポート』NO.51より

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