みんな知ってる?未来に羽ばたくカイコ

Q11 解説

新しいタンパク質をつくる

遺伝子を組えることで、カイコを使って人間に役に立つ新しいタンパク質をつくらせることができます。

1本のまゆ糸の断面。マウスをあてると、名前がでるよ! フィブロイン フィブロイン セリシン セリシン
1本のまゆ糸の断面。
(農研機構 冊子『カイコってすごい虫!』より)
マウスをあてると、名前と説明がでるよ!

絹糸になるタンパク質・フィブロインに、遺伝子組換えでクラゲやサンゴの光るタンパク質(蛍光タンパク質)をつくらせて、紫外線や青い光などをあてると光るシルクをつくることができます。

もう1つのタンパク質・セリシンは水にとけやすいので、遺伝子組換えでセリシンに薬になるタンパク質をつくらせれば、水にとかしてかんたんに取りだすことができます。

遺伝子組えカイコのすごさ

カイコを産業に利用するメリットには、すでに養蚕農家が飼育技術をもっており、まゆ糸としてタンパク質を大量につくることができるという点があります。カイコにこれまでにない新しい糸をつくらせたり、役に立つタンパク質をつくらせたりする研究が進んでいます。カイコはまさに未来の新たな産業として注目されているのです。

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