「一般向けバイオテクノロジー実験講座」（茨城）開かれる

「一般向けバイオテクノロジー実験講座」（茨城）開かれる

9月10日（土）～11日（日）、茨城大学遺伝子実験施設において標記実験講座を、昨年に引き続き、茨城大学遺伝子実験施設、同大農学部との共催で行いました。

参加者は、タウン誌、ポスター、メーリングリストを見て、県内ばかりか、東京、神奈川から集まられた高校生から６０ん歳の２０名でした。所属もさまざまで、実験中、懇親会で様々なご意見を伺うことができました。各地の科学センター、大学の公開日などで高校生への遺伝子組換え実験を含む研修会は行われていますが、学校教育を終えた社会人には、なかなか機会がないということで、2日間たっぷりわくわく体験をしていただくことができました。

くらしとバイオプラザ２１はバイオリテラシー（読み書きそろばんバイオロジー）が、皆さんの身近なものになるようにしたいと考えております。いろいろな人がバイオに触れる機会のひとつとして、こういう取り組みを大切にしていきたいと考えています。


安西先生の講義	白衣を着た参加者、スタッフ

ボルテックスで振動させて試料をよく攪拌する	ピペッターの使い方の練習

スケジュール

講義１　「遺伝子組換えとは？」　茨城大学遺伝子実験施設長・農学部教授　白井誠
講義２　「植物のバイオテクノロジー」　茨城大学遺伝子実験施設助教授　安西弘行
実験１　光る大腸菌をつくる
実験２　ＤＮＡを制限酵素で切る
実験３　納豆菌を培養する
実験４　電気泳動によってＤＮＡを見る
実験５　納豆菌のＤＮＡを取り出す
見学１　遺伝子実験施設見学
観察１　光る大腸菌の観察
観察２　電気泳動ゲルの観察


ＤＮＡをガラス棒に巻き取る。ＤＮＡって見えるものなんだ！	白井先生のご説明でラボツアー。向かって右は外部に物が出ないようにしながら作業をする安全キャビネット、左は外部の物が混入しないようにするクリーンベンチ

温度や照明時間を調整された部屋の中で遺伝子組換え植物が栽培されている	「2日間、よく勉強されました」めでたく修了書をゲット！

bio@life-bio.or.jp