くらしとバイオプラザ21

くらしとバイオプラザ21とは

活動の目的

バイオは生命のことを意味しています

aバイオ、bioはギリシャ語で生命を意味するbiosに由来する接頭語です。バイオロジー(生物学)、バイオケミストリー(生化学)、バイオグラフィー(伝記)など「生命や生物に関係のある」言葉に使われています。
バイオテクノロジーはバイオ(生物や生命に関係のある)とテクノロジー(技術)がつながってできたことばで、我が国ではバイオテクノロジーがバイオと省略されて呼ばれることもあります。私たちはこの技術を利用するとき、生命と生物の生きる仕組みに学びながらくらしが豊かになるように工夫をしてきたのです。
たとえば味噌、しょう油などの微生物を用いた発酵食品から、移植用に培養された拒絶反応を起こさないような皮膚までバイオテクノロジーの分野に含まれています。

どうしてくらしとバイオなの?

私たちのくらしとバイオは切っても切れない縁があるからです。

私たちは地球上のきわめて多くの種類の生物の中のひとつの種類であり、私たちの生活は農作物や家畜、微生物などの多くの生物を利用してなりたっています。さらに、私たちの住む地球では土の中の微生物から空を飛ぶ鳥まであらゆる生物が関係しあって生きているからです。
だから私たちは「バイオ」とかかわりながら考えたり、生きていったりしなければならないのです。
生命に一番近い技術であるバイオテクノロジーとうまく付き合いながら、豊かなくらしを選んでいくために、バイオとくらしをつなげて考えることが必要であると、私たちは考えています。

くらしとバイオプラザ21の設立目的

くらしとバイオプラザ21はコミュニケーションの場を提供し、バイオの理解と信頼を築きます。また、プラスの情報もマイナスの情報も公平に提供し、市民のみなさまとのコミュニケーションを図ります。私たちは中立で公益性を保つためにNPO法人(特定非営利活動法人)を目指して設立しました。

遺伝子組換え技術やクローン技術など聞きなれないことばが新聞やテレビに登場していますが、実はこれらのことばもバイオの仲間です。
バイオって本当に安全なの?バイオは私たちのくらしにどうかかわるの?そんな時、私たちはどのようにしたら正しい納得のいく選択や判断ができるのでしょうか。
くらしとバイオプラザ21は医療、食糧、環境などに今後、発展が予想されるバイオテクノロジーとそれを利用した製品やサービスをよく理解して選ぶために、ホームページやニュースレターを通じてわかりやすい情報を提供し、イベントの開催や一般市民との対話の場づくり等さまざまなコミュニケーションづくりを目指します。 みなさんも一緒に考えてみませんか。
私たちはホームページでバイオに関係のあるイベントをお知らせし、ニュースレターを全会員に郵送し私たちの活動やトピックニュースをお伝えします。